本日、Yahooニュースから以下のようなニュースが飛んできました。

受験勉強に集中できる場所とは?

見て頂けるように塾の自習室が1位となっています。私が現役の時は、圧倒的に自宅でした。
塾の自習室は、静かですが、一方で友人もいて互いに刺激を受け合うことができます。
また不明なところは、先生や他の生徒に聞くこともできます。受験は、ある意味「団体戦」のような部分もあり、全員が勉強に必死になっていると、そこにいる人、全員が必死になります。開進はもう20年ほど前から、この形式で学習を進めています。実績を鑑みてもうまくいっているのではないか?と思っています。

開進の自習室は、「塾そのもの」ですので、他塾と違うのは、先生がいるということでしょう。質問を出来ますし、また教室全てが自習室と言っても過言ではないので、食堂などで勉強する生徒もいます。またブースは決まっていますが、それ以外で勉強することも可能です。

一方でこの形式に合わないという生徒さんもいます。その多くは、「授業」がないと勉強できない(した気にならない)というタイプです。
学校で授業を受けますので、塾では学校以外の方法で学習するという考え方で開進はやっていますが、授業が良いという方には、他塾をお薦めしています。
また最近は、映像授業の話は聞かなくなりましたが、開進の中で映像授業は使いません。(勝手にYouTubeなどで勉強している生徒もいましたが、ほぼ最後は見なくなります。)それは最後は「紙の上で解けないと(つまり答案を作れないと)合格できない」ため、映像を見て分かった気になっても合格しないからです。このアンケートからも、多くの高校生は自習室を目的に塾に来ているのだと分かります。

しかし一方で自習室だけだと、躓くと、もう先に進めません。そのためには、やはりコーチは必要です。

開進の自習室は、高3生は、基本、24時間使えますが(あまりにも夜遅いのは却下していますが)高1生、高2生は、記事にあるように週3~4回くらいがベストな感じを受けています。特に高1生は、今までの受け身での学習から自ずから学習する体質に切り替えていくためにも、このくらいの頻度で来てもらっています。最終的には自分で勉強出来るようになることが目標です。ただし一人勝手な学習だと質が高くない可能性もありますし、合格に届かないでしょう。また勉強の目的をもっていないと、ただ時間が過ぎるだけになってしまいます。

生徒一人一人にあった形でその生徒なりの学習スタイルを作るということが塾の自習室の大きな役割です。