県立高校の入試倍率が発表されました。南予地区は、ほぼ全ての高校で1倍を切ってます。
ただし高校魅力化プロジェクトの三崎高校は県外の生徒が多いため、オーバーしてます。
県内全てでも0.9倍と実質、高校入試は存在しない形になっています。
また松山東、今治西など県内有数の進学校も、軒並み1倍を切っています。

受験する皆さんは、この倍率に安心せず、頑張って良い成績で高校に入学してもらいたいと思います。

普通科を目指す人は、その先に大学受験があります。今、地方の大学受験は2極化が激しくなっています。

どの高校にも約3%くらい、トップ層がいます。そこは、時代が変わっても、存在します。
そのため、東大・京大など有名大学に進学する生徒はいるでしょうが、問題は、中堅の生徒たちです。

以前は、東大・京大⇒旧帝大⇒医学部⇒旧一期校⇒二期校⇒公立 という流れで、ピラミッドのような
進学実績だったのですが、最近は、旧一期校がほぼなくなり、多くは二期校(地方国立)に行ければ恩の字という形になっています。

つまり広島・岡山・(金沢)のラインが減ってきているという形です。また最近では愛大も厳しくなっています。

これは、成績の「底上げ」が難しくなっているからです。進学校は、早いスピードで、しかも難問を学習することになります。
中学時代に勉強をしていない、勉強の方法を知らないという生徒さんだと、ついていけません。

そのためせっかく普通科に入っても大学進学が・・・という事態が多くなっているわけです。

またもう1つの問題は、推薦です。推薦は、私立が多い指定校と、国公立大の学校推薦型がありますが、
地方の高校から厳しくなっている理由の1つに「高校の統廃合」があると言われています。統廃合により偏差値が下がり、大学側での
評価調整で不利になるという話が出回っています。この辺りはハッキリしませんが、以前の進学校の様相でないということが知れると
当然、今までのような評価を得ることは難しいというのは分かります。

最終的には、個人の力である「得点」がものをいいます。

私立の指定校もMARCHや早慶上理などは、高校間での指定枠の取り合いになっていて、これも地方だと不利です。
一方で、この辺りの大学はかなり難しくなっています。関関同立も同様です。
今までのようにちょっと勉強すれば・・・というレベルではなく、最近だと京大合格したけど同志社ダメだったとか
東大合格したけど早稲田ダメなど、それ例は本当に多くなっています。これは受験方法や、問題の相性などもあるで
しょうが、少なくとも「滑り止め」という簡単な感覚で受けられるわけではないということです。

大学受験が変わり、様々な面で難しくなっています。(同時にFランと言われるところも増えてきました)

高校受験をする生徒さんの多くは大学を目指すと思います。
だからこそ、この倍率に安心することなく、学習に励んで頂きたいと思います。