八幡浜校
高2生が修学旅行から帰ってきました。一気に人数が、また増えました。(-_-;;
高3生は、全員午後から対策を取っています。国立2次対策です。
国公立大、特に理系は、要注意です。センターでA判定が出ても、あまり関係ありません。
AとBとCが、それぞれ数点差なんてこともあります。

これは、同じような(高得点ではありますが)得点に人数が集まっており、それを単純に3分割するためにおこる現象ですが、ともかく二次も含めると、たった1点、2点差には、あまり意味がありません。

(進学校でよく言われる大問1問、余計に解けば合格!という方が当たってます。)

志望校を落とす際には、注意が必要です。経験上、B判定をA判定にすべく「志望校を1つ落とし」た場合でも失敗している例は多数あります。これは、二次配点の問題もありますが、一番の問題は、自分がターゲットとしていた第一志望の問題(や傾向)と、実際の受験校の問題が違うというところによるものが大きいのです。

「A判」に落としたから大丈夫と思っていると「やられます。」
入試問題は、大学毎にクセがあるので、
「合う、合わない」という相性が出てきます。
通常、ランクを下げる場合、「2段階下げろ!」と
言われるのは、この相性の問題、そしてA判(もしくは、B判定)にしたという油断が大きな理由です。

また理系は、採点方法による原因も大きいのです。

内部採点を公表している大学は少ないのですが、各大学の合格者の答案などを分析すると、
採点方法が見えてきます。塾では、知りうる限りの大学の採点方法や
基準を塾生には教えていますが、一般的にキツめの採点と考えておいた方がいいでしょう。

数学は、完全減点法(答えが合っていてはじめて採点してもらえる)をかなりの割合で採用しています。一方、旧帝大でも、数学を部分加点法にしたところもあります。数学は、どちらにしても最後まで答えを出すフィニッシュ力がないと、0点を覚悟しての勝負になります。

英語も、大学毎にて、やはり採点にクセがあり、特に和訳、英作文においては、基準が大きく異なります。ある大学などは、医学部(もちろん合格)受験の生徒が、満点と思っていた英語のテストが点数を取り寄せると8割なかった・・・そんな話もあります。つまり、採点基準が思った以上に厳しいということです。

これらの全ての情報を基に、指導をしていますが、それ以上に難関大は、浪人生も多く受験するため、そもそも
二次力で差がついています。この一か月で現役生は非常に伸びます。ただし学力が伸びるというよりも「得点力」が伸びるイメージではありますが・・・。

ともかくこの一か月は、勝負です。