2020年問題は、非常に大きな問題です。
実は、その2年前の2018年から台湾でも同じような改革が行われます。
アメリカのマスコミにも取り上げられるほどの大きな改革です。
色々と調べますと、この台湾の改革に近くなるのでは?と思っています。
ナショナルアイデンティティや、留学など、まさにぴったりです。
また、大学の2極化を踏まえて、大学と一般企業とのギャップを無くすとかも書かれています。
日本も同じように地方大学は、専門学校化せよ!という答申が出ています。
つまり、研究型の(従来の)大学と、スキルを教える専門学校型の大学に分かれるわけです。
日本の場合は、専門学校も地方大も一条校としてまとめられる可能性も否定できません。
すると、多くの学生が「大卒」の免許が欲しくて大学へ行っているのですが、それが無意味になる
可能性もあります。
下手をすると、今でいう大学は(多分)旧帝大を中心としたトップ型と言われる大学だけになるかも知れません。
(グローバル牽引型も残るとは思いますが、それでも数えるくらいしかありません。)
私立大にとっては死活問題ですし、大学教授もピンキリですが、使えない大学教授は、当然のように反発するでしょう。
(教授じゃなくなるわけですから・・)
そのため、この改革がうまく行くかどうかは分かりませんが(つまり高校側からしても対応が不可能に近い(特に地方は)、
大学側からしても補助金以外のメリットが見えないし、働いている教授陣にはかなりの圧迫感がある。)これをやらないと
国際競争に勝てないという判断をしていると思われます。
開進は、民間教育機関として、どうしても子供たちの大学進学を考えておかなければなりません。
そのため、色々と調査を続けていますが、情報にしても他のサービスにしても都市部とのギャップを埋めないと、
今までのように地方から良い大学への進学は一層キビシクなる可能性大です。
悩ましい問題ですね。